華台科技は2011年末に南部科学園区に移転してから、2012年に南部科学園区に研究開発センター
を設立しました。南部科学園区の研究開発センターは、日本のOCR樹脂貼り合せ技術と光学接着
材料の特性を統合し、「全面接着技術」を開発しました。プロジェクト提案型の製品開発を行い
、顧客が解決策を実現できるよう支援しています。
2012年末、華台は日本の「武蔵野ファイングラス株式会社」(MFG)を買収し、大量の研究資金
をMFGに投資しました。MFGは、日本でSCG(Silica Coated Glass)技術を用いて起業し
、2002年にガラス蝕刻技術を導入しました。タッチパネルが台頭した後、2012年にOGS(One
Glass Solution)の形状加工技術の開発を開始しました。現在、OGS技術はタブレットやスマー
トフォンのタッチソリューションとして広く採用されており、MFGが開発したOGS技術は業界標
準を上回り、ガラス加工プロセスの簡素化、加工時間の短縮、加工後のガラス強度の向上、優れ
た良率管理、そして独自の薬剤回収システムによる環境汚染の回避など、多くの利点があります
。華台のタッチ技術の統合を向上させる効果もあります。OGS技術以外にも、Clear AG、エッチ
ング非定形加工、大型パネルの薄型化などの技術と設備が今年、MFGとの重点的な協力推進項目
です。また、日本のSLCサファイア基板加工技術や設備もあります。
同社はまた、代理店業務において、これまでの日本の多くのメーカーに加えて、2014年からは日
本のTOK OGS専用フォトレジスト液や、サムスンSDIの異方性導電フィルムACF(Anisotropic
Conductive Film)などの代理店を追加し、国内のパネルおよびタッチパネルメーカーにサービス
を提供しています。エネルギー産業向けの前瞻エネルギーの隔離膜も、今年から徐々に量産され
ています。
華台は2004年に設立され、安定した成長を続けており、長年にわたる統合プロセスソリューショ
ンの提供があり、今年は中国のタッチパネルメーカーからの受注を得て、10年目に突入して全体
的な受注が盛り上がっています。今年は10億台湾ドルの受注を予想しています。